デイサービスでは、利用者が日帰りで施設に通い、介護サービスを受けます。
デイサービスのスタッフの仕事内容としては、まずは利用者のお迎えから始まります。スタッフ自らがハンドルを握ることもありますし、専門のドライバーが運転を担当し、スタッフは添乗のみという場合もあります。通所介護においては、元気な利用者も多いので、自分で歩いて車に乗ることができる人もいますが、いつふらついたり転んだりするかわからないので、常に気を張ってそばにいる必要があります。
また、いつもと様子に変わりがないか観察したり、利用者の家族に状態の確認をすることも必要です。施設に戻ったら、薬などの忘れ物はないか、持ち物のチェックをします。利用者一人一人の服用する薬の種類や飲む時間が異なるので、正確に把握して管理しなければなりません。送迎の車に添乗しなかったスタッフは、施設に到着した利用者をお迎えし、お茶を配ったり、談笑したりします。摂取して良いお茶の量はそれぞれに違いますので、間違えないように配らなくてはいけません。
バイタルチェックも忘れてはいけません。自宅を出るときは体調が良くても、移動中に具合が悪くなることがあるため、状態の変化を観察する事は重要です。
体調の確認ができたら、デイサービスでは午前中にお風呂に入ります。お風呂では、入浴専門のスタッフが介助する施設もあります。お昼ごはんも、利用者ごとにメニューや味付け、量、固さなどが違います。午後からはリクリエーションを行い、自宅への送迎となります。忘れ物がないように気をつけてあげることも大切です。送迎後は、施設の清掃やミーティングをして終了となります。